日本まるごと世界遺産

筆を入れずに描く・・・眼も木目

飼い犬の似顔絵を屋久杉の拓本で描いて欲しいとの依頼で描いたもの・・・１００年の年輪でも、ワンちゃんの毛並にみえるかな～

水だけで生きる、奇蹟の命

８月の盆前に、里帰りした時に連れ帰った白ツユクサ。
２か月半もの間、我が家の台所で咲き続けてくれている。
仕事上２週間から３週間ぶりに帰るといったこの２か月、正直
元気な姿で出迎えてくれるこの姿に感謝だ。

そろそろ冬も近い、本日里帰りと一緒に島根の土に帰してあげます。

池坊派かと思いきや・・・

眩しいほどの組み合わせの生け花

先日、新宿高島屋で観た生け花展での作品

上海の新幹線事情からみた中国

上海から浙江省に向けて新幹線にて移動、３０年前にも一緒なルートを移動した記憶がよみがえりました。

当時乗った列車は指定席でしたが、私の席が丁度雨漏りで座れませんでした。

日本では考えられない現実にびっくり、そのうえ半端でない時間を乗っていた記憶があります。

それに比べ今回は３時間弱と早く感じました。

 

日本に無い物としては、車両の端に給湯の設備があります。みなさん日常的に水筒を持たれているので

欠かせないサービスなんでしょう。

もうひとつ日本と違い、各車両のドアは開放されているため、１号車から最後尾の車両まで見通すことができます。　これは珍百景に登録できるくらい不思議な光景でした。

それから車内での携帯マナーですが、これは辛いものがありました。トラブルか喧嘩かわからないのですが

平気に大声で会話を続ける人が多いのは、現代中国の課題でしょう。

それでも救われたことは、地下鉄でお年寄りに席を譲る若い青年が居たことでした。

国全体が彼のように紳士的になれる日を望みます。

此れは何？

京都駅近くの映画館の通路がギャラリーに・・・

若手の芸術家を１年かけて紹介する試みのようだ。準備していた作者は２０歳くらいの女の子

映画にでも出て来そうな、刺激的な表現に見とれてしまいました。

精霊流し

さだまさしの精霊流しのイメージを持って観ると、全然趣の異なる風景でした。

初盆を迎える人たちが、仏様を舟に乗せて送る供養の催しで

個人の小さな船から、小型クルーザーほどの船まで様々

今年は３０００軒以上の船の登録があったとか

早いお家では、４時ごろから巡航道を爆竹を鳴らして行進され

ていました

写真は、爆竹の凄まじさがわかる。爆竹の煙で先が見えないほどです。

夜の１０時過ぎまでつづいた巡航の後には、爆竹の残骸の山と火薬ほこりでいっぱい

それでも朝にはきれいに掃除され、裏方さんの協力のたまものですね。

追伸

舟は巡航後すぐに、解体車にて処分されるそうです。

涼を求めて白神山地へ

　　　　　　　冷え切った石が「ソラマメ」に・・・

　　　　　　　・・・やっぱり洗われる

　　　　　　　数年前に訪れた時の一コマ・・・でした

屋久杉の枝で100年の年輪をもつ２つの材料

屋久島で海外の方にも体験コーナー

皆既日食の年、フリー参加で話し合った「これからの屋久島」

世界自然遺産登録から20年、これからの屋久島はどのように進むのか

屋久杉の伐採も止まり、屋久杉の定理も変わるのだろうか

 

屋久杉の新しい可能性との思いで始めた「屋久杉拓本」も、年々理解者が増えて

新しい作品を待っていてくれるように・・・

自然の持つ不思議な力が、人々の心を癒してくれる。

日本橋三越「匠の技」展

銀座線三越前駅出たところの電光板

まだ電気もつかない朝５時の搬入前に撮った写真です

水曜日から始まった日本の職人・匠の技展も、残すところあと２日

全国から集まった職人の逸品を楽しみに、連日大勢のお客様で賑わっています

橡きょうと工房では、屋久杉の拓本で表現した「大虎之滝図」訪問着をメイン出品

その他、本蒔き糊無地着尺・竹糸織り洒落帯・黒柿曄変織り額など出品中です

映画 言の葉の庭

昨日「言の葉の庭」を観ました。アニメは「千と千尋の神隠し」以来

文字を書かない本を読まない方向に舵を取る現代に、

忘れかけてる日本の「心美」を思い起さす作品でした。

 

映画のワンシーンに使われた万葉集

女性：

雷神の　少し響みて　さし曇り　雨も降らぬか　君を留めむ

（なるかみの　すこしとよみて　さしくもり　・・・）

男性：

雷神の　少し響みて　降らずとも　われは留らむ　妹し留めば

二人の関係は？

 

１時間程の中に、深い深い思いが詰まった作品

館は満席、２０代～３０代の男女で埋め尽くされていました

５０代以上の方にも、一押しのお奨め作品です。