１０６年の年輪をもつ屋久杉の枝二つから、拓本の道具を使い摺りだした「羊」
まだまだ修行が足りません・・・紙食い虫です
2014/12/10
黒柿孔雀杢茶杓
約１０年前に発見された「黒柿孔雀杢の木」
実家島根の奥出雲町で、山を伐り拓く「山師」さん達にお願いすること１２年
黒と孔雀色で現れたその姿は、今まで見た事の無い黒柿でした
その見事な姿を残すのに考えたのが、「黒柿孔雀杢織り帯」でした
そして、それ以外の材は板の状態で保存し、中川清司氏によって茶杓に姿を替えました。
中川さんは、奈良正倉院御物の「黒柿両面御厨子」を修復された方で、現在人間国宝
その昔、私の目指したのは京都たる源への弟子入り、しかし叶わず今の道に・・・
中川さんは、そのたる源さんとも縁がおありで、当時から３６年経って、このような
縁周りがあるとは、夢にも思いませんでした。
この「黒柿孔雀杢茶杓」が、もし１０００年先に残っていれば、「耀変天目茶碗」と肩をならべる
存在になっていることでしょう。
なぜなら、孔雀模様孔雀色で現れる黒柿は、数百年に一本あらわれるかどうかと云われる、
極めて希少な存在で、過去の名品で其の姿を残しているものが略無いとされます。
日本まるごと世界遺産・・・不思議で素敵な日本です
2014/05/17
東京浅草三社祭とスカイツリー
夜の三社祭りに浮かび上がるスカイツリーは、古きものと新しきものとの共演
2014/04/25
奥出雲の春・葉山葵いただきました
島根の里帰り
この時期だと山葵に花が咲き
葉・茎ともにちぎって揉めば
美味しく食べれます。
本日の収穫は、出たてのワラビと葉山葵でした。
2014/04/23
ビルに流れる春の小川
池袋メトロポリタンに咲く花見月。
いつもは冷たいビルの壁面が、青空と花見月でポカポカ
よく観ると、春の小川？運河？
2014/02/26
屋久杉・黒柿印鑑と帯留
屋久杉の印鑑は、先端にタブの木を使用
黒柿の印鑑は、むくのまま孔雀杢材を使用
帯留・・手前から
黒柿孔雀杢を使用
黒柿屋久杉両面帯留・・きもの帯に合わせて変えられます
黒柿と両端にタブの木を使っています
2014/02/19
遠鉄百貨店７階クリエイティブ工房にて
３回目のクリエイティブ工房、今回は「漆織り」「曄變織り」のバッグを出品しています。
写真は、外側が漆織りで内側を革仕上げにしたクラッチバッグです。
漆織りで仕上げた布地は、一切の失礼が無くパーティ・慶弔儀式事にご使用になれます。
日本には、こんなに良い素材があり、その使い方考え方を変えることで、新しいニーズが生まれ
素材と技術者を守ることが出来ます。
2014/01/28
人間技を超越した黒柿孔雀杢の神秘
伐採から１０年寝かしてあっても、孔雀杢の模様・色は健在
今年の百貨店催事で、限定品として出品しています。
ところが、此の神秘さに気づかないで通り過ぎる人ばかり、
日本の歴史から忘れかけられている、銘木の頂点である「黒柿孔雀杢」の姿、
この姿を覚えておいてください。
左馬駒根付・黒柿孔雀杢の由来
腕に自信のある者や、興行商売にお客様が大勢集まってくれることを願っての「左馬」
日本の歴史上なかなか現れない「黒柿孔雀杢」
中国でいう、黒檀・紫檀・鉄刀木・・・しかし日本では、聖武天皇の時代に遡り観てみると、
黒檀・紫檀の代わりに使ったのが「黒柿」・・・当時も現代も、突然変異のように現れるこの木の表情を
黒檀・紫檀に類似しているだけでなく、希少性からいうと、その上の存在として使ったのでは無いでしょうか。
その黒柿のなかでも、最も美しく神秘的な姿が「孔雀杢」として珍重されたに違いありません。
2013/12/13
岡山コンベクス「大陶磁器スタジアム」
現在、岡山コンベクスにて全国の陶芸家のみなさんと催事中。
１６日（月）夕方４時まで出店しています。