背中に痛々しい腫瘍の治療痕をもつホッキョクグマのクーニャ。彼女が生んだ二世たちは、全国の動物園に嫁いでいっている。
そして彼女の余生は、そう此処 香川のレオマ・アニマルパークだ。
彼女の他にも閉園になった動物園の虎や、交通事故で怪我した鳥や狸まで、この動物園は面倒をみている。
先週、屋久島に行って「傷物の”たんかん”分けてください。」と言うと、「どうするの・・・・」と、島の人。「動物園に送るんです。」と答えると、「それだったら紹介するから、どうせ捨てる分だから、木に生ってるものを落とすのを手伝えば、好きな分だけくれるよ。」と、親切に農家まで連れて行っていただいた。次の日、4時間”たんかん”取りを手伝って、400キロも無償でいただけました。
ありがとう岸さん、ありがとう西田さん、ありがとうドラゴンアケミ&パパさん。
5日後、アニマルパークさんから「サル達が大喜び」との連絡がありました。
冬には”りんご”をお願いしに青森へ・・・・
これを読まれた方で、何かいいアイデアがありましたら教えてください。
はじめまして。ネット上で検索してこのブログを知りました。
私は大のホッキョクグマファンです。
私は昨年からこのホッキョクグマのクーニャのことを気にかけており、数ヶ月ごとにレオマに行っては彼女に会ってその姿を確認してきました。ところが2日前(5月23日)にクーニャを訪ねましたところ、ホッキョクグマ舎はプール側も格子側も目張りされていて中が見えないようになっていました。目張りを少しこじあけてなかをのぞいてみましたが、クーニャの姿は見えません。 しかも、クーニャがいなくてかなりの日数が経過しているような状態に見えました。私が前回レオマを訪ねたのは3月7日でしたが、そのときは大変元気に見えました。いったいクーニャはどうしたのでしょうか? どこか別の場所に移動されたのでしょうか? レオマアニマルパークに電話してみたところ、「背中の傷の治療中なので公開していません。」という返事でした。しかし、治療するためにはもともと麻酔が必要で、麻酔をすることは高齢のホッキョクグマにとって危険なので通常は行いません。
私は、表向きは「治療中」としているもののクーニャはすでにもう亡くなってしまったと思っています。もしブログ主さんにクーニャに関してなにか情報がりましたらお教えいただければ幸いです。
投稿情報: しろくま狂 | 2009/05/25 10:08
申し訳ありません、ちょっと追加です。
「子育て拒否」というのは、このレオマのホッキョクグマのクーニャのことではないと思うのですが.....。クーニャは別府のラクテンチで雄のシロー(現 徳島動物園)との間でルル(現旭山動物園)とララ(現 札幌円山動物園)の双子を生んでいます。「子育て拒否」となれば人工保育しかないのですが、日本で唯一のホッキョクグマの人工保育は愛媛のとべ動物園のピースがあるのみのはずですが。
投稿情報: しろくま狂 | 2009/05/25 14:01
しろくま狂さんへ
動物園側に確認したところ、ホッキョクグマのクーニャは、やっぱり皮膚の腫瘍を治療するために、休ませているとのことでした。(確かな情報です)
<訂正>
しろくま狂さんのおっしゃるとおり、「子育て拒否」は別の動物園でした。
クーニャが全国の動物園の多くのホッキョクグマの子を産んだ話を勘違いして「子育て拒否したクマ」と、ブログに載せてしまいました。
訂正いたします。
投稿情報: ヤクザル | 2009/05/25 22:57
ヤクザルさん、早速のお返事ありがとうございます。
私としてはクーニャが本当に元気であるならそれでいいのですが、姿が見えないとなれば非常に不安に感じたわけです。ヤクザルさんが“たんかん”を動物園に送られた件は、実にすばらしいと思いました。私もたとえ微力ではあれ、動物たちへの差し入れをしたいと考えております。ホッキョクグマは比較的りんごを食べるようですので、差し入れはこれかなあとも思っています。早い機会に元気なクーニャを一目だけでもこの眼で見たいと願っています。本当にどうもありがとうございました!
ちなみに、クーニャの家系図は北海道の帯広動物園の飼育員さんのページにありますので以下をご参照下さい。(この家系図に加え、現在ではクーニャの娘のララにはツヨシ、ピリカに加えてさらに雄の双子が生まれています。)
http://www.mytokachi.jp/obihirozoo_1/entry/64
投稿情報: しろくま狂 | 2009/05/26 13:36
しろくま狂さん「ありがとう」
動物園「レオマ」を辞めてしまった娘の縁で
知り合った、動物園のみなさんと動物達
個人経営の大変さが解るだけに、「何か
できることを」と、始めた次第です。
帯広の方のブログ拝見しました。
またいい情報お待ちしています。
投稿情報: ヤクザル | 2009/05/27 21:08
動物愛護団体で、blogなどで寄付の募集や、フリーマーケットなどの収益をあてたりしているのを見かけます。
やはり、数多くの方に現状を知っていただき、助けを求めなければ悪化する一方のように思われます。
現にパーク内のずさんな管理を目にし、来園者は心が折れ、再度来ようという気持ちにもなれません。
とても悪循環で、見る側、動物たちに取っても辛いばかりな気がします。
背景は分かり兼ねますが、いい方向へ向かうことを願っています。
投稿情報: まめにゃん | 2009/10/05 01:25
たびたびコメントすみません。
より多くの方に本当のことを知っていただくために、こちらの記事を私のブログなどに転載させていただいてもよろしいでしょうか?
何もできない歯痒さは無知のままでいるのと同じ状態で、もどかしさを感じてしまいます。
香川に大型の台風がくることも心配でなりません。
もしよろしければお返事おまちしております。
投稿情報: まめにゃん | 2009/10/07 09:42
まめにゃんさんへ
「レオマ・アニマルパーク」が、本来の動物園事業として、運営できる日を願う仲間として、宜しくお願いします。
投稿情報: ヤクザル | 2009/10/07 11:13
初めてコメントいたします。今回とあるブログからこのアニマルパークの現状を知った者です。香川県知事にもメールしましたがどうなる事か…。是非とも私のブログでもこの現状を多くの方々に知っていただきたいので紹介させていただいてよろしいでしょうか?宜しくお願いします。
投稿情報: アーリー | 2009/10/07 18:41
アーリーさん、ありがとうございます。
貧困社会に生まれた子供も、日本に生まれた子供も、同じ人間のように、レオマ・アニマルパークで暮らす動物達も、世話をされている従業員の方たちにも、もっと
香川に相応しい動物園として、楽しい毎日が送れるように、ご協力のほど宜しく
お願い申し上げます。
投稿情報: ヤクザル | 2009/10/08 00:33