二日間の夕張の旅を終えて、夕張の役目が、小さいながら見えたような気がします。
・炭鉱による栄枯盛衰・・・自然・人を思いやる気持ちの欠如
炭鉱文化への誇りの欠如
・ビジョンと開発のずれ・・自然の恩恵を無視した開発
・財政破綻・・・・・・・・・・・「お金有りき」から「理に適った計画」転換に
苦労の代名詞のように、北海道の歴史は始まる。その歴史の中で収めた成功例のひとつに、炭鉱がある。
大きな経済を牽引し、豊かな生活も手にできたのもつかの間、「思いやり気配りの油断に、炭鉱事故が
取り付く」それを引き金に、市の財政・信用は地に落ちる。
以後、住民負担がいくらか増えることに・・・だが住民はへこたれていないし、明るく強く生きている。
よくよく考えれば、[炭鉱]・[お金]・[政治]が絡む人たちが引き起こした結果に過ぎないのでは・・・?
夕張の現場には、負の遺産は無い。どう活用するかで180度かわる宝がいっぱい眠っている。
今回の突然の訪問に対しお世話になった、観光協会ボランティアの佐藤さん、夕張駅で暖かい集いの場を
提供されている喫茶店の3人さん、夕張タイムズの森さん、NPO法人next夕張のみなさん、南清水沢の
ホテルの佐藤さん、食事処だるまやさん、みなさんから貴重な現場の声をいただきました。
夕張の復活した姿を夢見るヤクザルです。 その日を楽しみに・・・
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