日本には、見えないところで洒落を表現する文化があります。
きものの裏地八掛けであったり、男衆の羽織の裏であったり・・・
それは究極の自己表現であり、物語のワンシーンを演出するテクニックとでも言えそう・・・
見えない所にこそ興味を引かれ、そこに込められたメッセージを受け取る作業を楽しんだのでしょう
そんな文化こそ、日本らしさの一つではないでしょうか・・・
橡きょうと工房は、そんな日本の文化を異国の人々にも感じてもらいたいと考え、一枚のテーブルランナーを織り上げました。
[作品1] 一方から見た姿は、ツタンカーメン王の黄金のマスクを思わせ、もう一方からは、日本を見て取れるように家紋を配置し、天然木の黒柿と神代杉をつかって織り上げました。
シルクロードの東の果てJapan(日本)では、究極の糸として天然木をも織り上げる歴史を作り上げたのです。
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