7月21日屋久島環境文化村センターにて、5年間保管していた屋久杉表皮を
財団通じて、屋久島で長年草木染をてがけている日高さんに、手渡すことができました。
世界自然遺産に登録されて以来16年、表皮の付いた屋久杉も、山からは出てこなくなり、
この度の皮は、6年前に屋久杉入札業者さんにお願いし、ご好意で譲って戴いたものでした。
日高さん曰く、「これだけの皮が有れば、30年以上染めることができます。」と
焼かれていたら、灰しか残らなかったものが、30年以上役にたつことに・・・
実際には、写真の3倍の量の皮を、お渡しすることができました。
この後、草木染体験教室を開いていただき、山から採って来た「琉球藍}を材料に
着物の裏地(古物)に染色しました。
ミキサーで砕いた緑色の野草が、目の前で「鮮やかなブルー」に染まるのを見て
体験者から大きな歓声があがっていました。
参加した若者には、着ているシャツを脱いで染める方までいました。
屋久島の、新しいブランドに発展して欲しいものです。
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