20年前に初めて屋久島を訪れ、その時偶然にも目にして
求めた屋久杉原板。いつの日か必ず役に立つと信じて20年
人口減少に向かう日本にとって、便利への関心は高まる
ものの、人への関心は退化の方に向いて観えます。
そこで考えたのが此の屋久杉の拓本。伐採を止め、山から
の伐り出しが終了した今、その姿を限りなく活かせるのが
「拓本」による屋久杉の存在価値です。
「長寿」「倒れない樹」の縁起にあやかり、
お軸には、20年後の子供達への「20年レター」
の役目を持たせました。
成人式のその日、20年封印されたメッセージ
が開封され、生涯の道しるべの役目と成ります。
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