一般的には、写真のように対象物に和紙を被せ、そのものを写し取る。
次に対象物はそのままで、ヒィルターを掛けるように加工すると、写真のように変化をつけることができる。
この「神竜図」は、小さな木を100回以上移動させながら、組み合わせて描いたもの。
この直径10cm足らずの木、これでも立派に106年の年輪をもつ。
この2つの木から、花・動物・人・昆虫・想像の生き物・・・・限りなく
無限に表現できる。
ところが、この木を燃やしたり、小さく刻んで箸置きなどにしてしまえば、それっきりだ。
屋久島の環境で育った屋久杉は、他に類を見ない姿で生きつづけている。
その切り株や自然倒木の活用方法を、今考え直さなければ、手遅れになる。
限りなく継続できる、屋久杉工芸の新しい可能性にきたいしつつ・・・
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